ピカチュウがネズミだと思ってリサーチしたら大外れだった件

うちの子どもたちはポケモンが大好きなのですが、「ポケモン」こと「ポケットモンスター」の大人気キャラクターと言えば「ピカチュウ」ですよね。

「ピカチュウ」ってネズミポケモンということ、名前も”チュウ”って付くし、ネズミから発案されたと思いますよね⁈

私もそうだと思ってたんですが、どうやら違うらしいので色々と調べてみました。

ピカチュウの正体は実はリス！？
ついでにピカチュウ雑学を
おわりに

ピカチュウの正体は実はリス！？

ひとまずピカチュウの姿を再確認してみましょう。

私のイメージではやはりネズミに見えてきます。そう言った方も多いのではないでしょうか？

ところがどっこいピカチュウは・・・

最初はリスで最終的にはネズミ

と、モデルとなったのは皆さんご存知あのリスさんで、それが紆余曲折を経てネズミとして扱われることになったのです。個人的にはかなり意外でした。

その証拠は開発者さん３人の対談インタビューの中にあります。ちょっと紹介と解説をしていきますね。

開発者のインタビュー

まずはどんなインタビューかをご紹介しますね。

杉森健さん：ポケモンのデザインとゲーム制作を手掛けた
西野弘二さん：ポケモンのデザインとゲーム制作を手掛けた
にしだあつこさん：ピカチュウのデザイナー

このお三方が読売新聞の記者さんに答える形で制作時のことを語っているものです。

そこでは・・・

にしだ　（でんきタイプなので）「（電気を）ほお袋にためるというのがいいな」と思いました。当時、私の中で「リス・ブーム」が起こっていて、（リスはエサをほお袋にためるため）ほお袋をつけたいと思いました。あと、リスは尻尾も可愛いので（尻尾も付けました）。ただ、「雷」のパーツも付けたかったので、尻尾は雷っぽい形状にしました。

にしだ　（電気をためる部分として）ほお袋だけ、リスを参考にしました。例えばハムスターだと、（エサをためると）全体が丸くなるように見えるじゃないですか？　でも、リスはここ（ほお）だけですから。
引用元：ピカチュウは大福？初めて明かされる誕生秘話|読売新聞

と、開発するのはポケットに入るモンスターということで”かわいいモンスター”が欲しいよねという話があったようです。

当初、男性の杉森さんがメーンでデザインを手掛けていたとの事で”かわいいモンスター”の開発のために女性であるにしださんが加わることになったそう。

にしださんが最初にデザインしたものは”大福”のようだったそうですが西野さんに「もっと可愛くしてほしい」と言われて当時にしださんの個人的ブームだったリスがモデルになったとのことです。

にしだ　あまり深く考えずに名前も付けたのですが、でんき属性だったので、電気とわかる「ピカ」を入れました。「チュウ」はネズミを意識したわけではなく、（理由は）なんだったかな……とにかく、「ピカチュウ」という名前が先にあって、そこからネズミという設定になったんです。

杉森　結果的に名前に引っ張られ、ネズミになりました。「電気ネズミ」という設定にしたのは確か（田尻智）社長です。

との記載もあり結局、電気ネズミに分類されることになったようですね。

まずはリスの画像と比較してみる

ということでまずはリスの画像を置いてみました。

こうして見てみると確かに目のクリクリさ加減とかほっぺたに色々詰まりそうな感じ（画像というよりはリスのイメージからですが笑）なんかが似ていなくもないですね〜。

インタビューを見て引っ張られているのかもしれませんけどね😂

ピカチュウの画像も置いておきますのでぜひぜひご自身でも見比べてみてくださいね。

【9月12日のレトロゲーム】今日はGB『ポケットモンスターピカチュウ』の発売22周年！ https://t.co/zzHLff7yM3 #gamedrive #レトロゲーム #ゲームボーイ #ポケットモンスター #ピカチュウ #ポケモン #任天堂 pic.twitter.com/cpzvqcznoL
— ゲームドライブ (@GameDriveJP) September 12, 2020