食器洗い乾燥機、いわゆる食洗機ってめっちゃ憧れの時短家電じゃないですか?
我が家ではたしか2年ほど前に食洗機を導入したんですが、すんごい助かってます♪
食洗機は主婦(主夫)の味方!
そんな食洗機、タンク式を選んだ我が家ですが実際使ってみて細かいところはどうなのか。
給水は手動。カップに水を汲んで入れるかたちですので面倒ですよね。
それでも時短になることは間違いなく、ひと工夫で簡単に給水する方法もあります。
蛇口から直接入れちゃうんです😆
他にもメリット・デメリットあるので包み隠さず使用感と導入するときの選び方など徹底解剖していこうと思います。
タンク式食洗機、給水がめんどくさいから導入しない?
結論から言うとタンク式食洗機は給水がめんどくさいのは正直あります😅
もちろんめんどくさいのは誰でも嫌ですよね。どんな食洗機を選ぶかは人それぞれです。いろいろな条件もそれぞれ違うので一概には言えません。
ただ私はタンク式食洗機も全然アリだと思うのです。
給水がめんどくさくてもタンク式食洗機にはさまざまなメリットがあります。
そして選び方によっては給水を楽にする方法があります。(後ほど別の章で画像付きでご紹介します。)
私は食洗機を使うことで心に余裕が生まれたからやっぱり買ってよかったと思っているんです。
だって心の余裕は何にも変え難い!
給水がめんどくさそうということで食洗機導入を迷われているのだとしたらぜひこの記事を読んだうえで検討していただければ買って後悔ということは少ないかなと思います。
あなたに合った食洗機を選ぶ参考になれば嬉しいので使ってみて感じた細かいこともお伝えします。
ということで次章以降でメリット・デメリットについて詳しく見ていきましょう。
タンク式食洗機のデメリット
まずはデメリットをご紹介します。
大きく分けて・・・
- 給水作業が面倒
- 限られたキッチンスペースで場所が取られる
- 庫内に入れられる食器の量が少ない
- その他のデメリット
の4点でした。
それではひとつひとつ見てみましょう。
給水作業が面倒
タンク式なのでどうしても給水作業が出てきてしまいます。
中には分岐水栓で自動給水仕様にできるよう作られているものもあります。
でもそれだとDIYするにしても外注するにしても工事が必要ということになり時間的、労力的、金銭的負担が増えます。私の場合DIYは不安でしかない💦
話を戻して給水作業ですがうちの食洗機を商品ページで確認したところ1回の使用水量が大体5.3Lでした。
2Lほど水が入るカップに4回汲んでタンクに入れる作業が必要です。
これがやはり面倒ですよね。
ただ先ほども書いたように選び方やキッチンの配置によってはよってはと〜っても早く楽チンに入れる方法がありました。
なので場合によってはデメリットとは言い切れないほどです😊
限られたキッチンスペースで場所が取られる
我が家の食洗機のサイズは・・・
- 幅:約46cm
- 奥行:約42cm
- 高さ:約50cm
でした。けっこう大きいですよね💦
食器をたくさん入れるのだから当たり前と言えば当たり前ですが・・・。
さらに吸気口・排気口がついているのである程度、壁からの距離が必要です。
高さもあるので置く場所によっては圧迫感があります。
庫内に入れられる食器の量が少ない
タンク式食洗機の容量はそれぞれの商品で違うので要確認です。
とは言え、タンク式で多いと思われるのは3人分までの食器が入るもの。我が家のものもそうです。
うちは私・夫・子ども2人の4人家族なので設定からしてはみ出ると思われます😅
家族が多い、またはたくさん食器を使う家庭には3人分はちょっと心許ないですね。
ただ実際入れてみると意外と入る印象です。予洗いしっかりめにしていると多少重なっても綺麗になります。
その他のデメリット
他にも・・・
- 音が気になる人もいる
- 食器の形状によっては洗い残しが出る
- 水が足りないと途中で止まってしまう(我が家のものはそうです)
- 小物入れの下からスプーンなどが出てくる(収まりが悪い)
- 食洗機対応の食器・洗剤が要る
- 大きくて入らない物もある
などなどありました。
ただ気にし出したらキリがないという部分は大きいのではないでしょうか?
タンク式食洗機のメリット
次にメリットについて見てみましょう。
大きく分けて・・・
- 何と言っても『時短』
- 他タイプに比べて安価に導入できる
- 油汚れがしっかり落ちて仕上がりが綺麗
- 工事不要なので届いたらすぐに使える・賃貸でもOK引越しもOK
- 節水できる
- その他のメリット
の6点でした。
こちらもひとつひとつ見てみましょう。
何と言っても『時短』
最大のメリットがコレだと思います!『時短』になる✨
食後ってゆっくりしたいじゃないですか。でもシンクには使ったお皿がたくさんあって皿洗いイヤだな〜ってなりますよね🥲
でも洗わないと後々しんどいし・・・なんてグルグル考えたりします💦
毎日毎食のことなのでやっぱり大変です。
誰かに手伝ってもらおうにも嫌な顔されるとテンション下がりますよね・・・
それを食洗機が代わりにやってくれるのですからめちゃくちゃ助かります。
どれくらい時短になるかは後から別の章で詳しくお伝えしますね。
他タイプに比べて安価に導入できる
食洗機にはタンク式の他にビルトインタイプもありますよね。
価格を比較する表を作りました。
食洗機のタイプ | 本体価格 | 工事費用 | 工事費用込み |
---|---|---|---|
タンク式 | 2万円台〜10万円台 | ー | ー |
ビルトイン | 4万円台〜20万円台 | 5万〜10万 | 9万〜30万 |
※ビルトインだと10人分以上の食器を収納できる物もありますがここでは家庭用と考えて6人分くらいのものまでの価格を見ています。
タンク式食洗機の価格はだいたい2万円台〜。
それに比べてビルトイン型は本体のみだと4万円〜ですが工事費用も絶対にかかってくるので込みで考えると約10万円〜ということになります。
タンク式で10万近くするものもありますがビルトインだと本体だけでも20万円台もあります。
容量も違うので価格のみで比較はできませんが低く見積もっても6万円くらいの差が出てきますね。
油汚れがしっかり落ちて仕上がりが綺麗
手洗いだと見た目は綺麗でも表面にうっすら油汚れが残ってしまうことありますよね。
ヌルヌルしてなかなか取れない汚れです。
食洗機では高温で洗うのでそんなしつこい油汚れがスッキリ落ちます。
ただ洗う時の水の温度は商品によって違うのでこちらも要確認です。我が家のものは70度。
ほんとにピカピカです✨
手触りが全然違うので「皆さんにも体験してほしい」と思うくらい。
工事不要なので届いたらすぐに使える・賃貸でもOK引越しもOK
工事不要だという点も大きいメリットだと思います。
ネットで買うにしても店頭で買うにしても工事が必要であれば、その日取りを決めて工事が終わるまでは食洗機が目の前にあるのに使えません。
その点工事不要のタンク式は届いたその日に使うことができて嬉しい!
勝手にリフォームなどができない賃貸での使用ももちろん、引越しにも難なく対応できます。
電源と排水の場所、設置スペースが確保できれば配置換えも可能と言うことになりますね。
節水できる
よく食洗機を使うと手洗いより節水できると聞きませんか?
でも実際のところどうなのか気になりますよね。
私もいろいろ調べてみたのですが手洗いで水を1分間出しっぱなしにすると約12 Lなのだそう。
※参考:用途別使用量の目安(東京都水道局)
1L当たりの単価を0.24円(出典:東京都水道局平成24年度生活用水実態調査)とすると1分2.88円ということになりますね。
手洗いにかかる時間を15分と仮定してみます。
ずっと水道を出しているわけではないとして5分出しているとすると1回約60L、14.4円です。
食洗機で使う水の量は商品ページからの情報で5.3Lとします。
0.24(円)×5.3(L)=1.272(円)
ということで・・・
- 手洗い:約60L・14円
- 食洗機:約5.3L・1.3円
と10倍以上の差がありました!
その他のメリット
他のメリットとしては・・・
- 手が荒れない
- お急ぎ・節水など好みでコースが選べるものも
- 商品によってはタイマー付きで好きな時間に予約できる
- タンクの位置が上のものと下のものがあるので設置場所等により選べる
- 除菌率が高く清潔
などがあります。
食器が綺麗になっても手がガッサガサでは心も荒れます🥲
手荒れしないのもけっこう大きなメリットですね!
食洗機のおかげでどれだけ時短になったか検証してみた
時短、時短と言っているけれど実際手洗いとどれくらいの差があるのか食器の総量をだいたい同じくらいにして検証してみました!
表にまとめたのでご覧ください。
かかった時間 | 合計 | 食器の量 | ||
---|---|---|---|---|
食洗機 | かける前の準備:4分 給水作業:3分・(1分→ 水道から直接入れた場合) 残りの食器洗い:9分 | 16分 (14分) | 食洗機に入れた物: サラダボウル×4 小鉢×4 茶碗×4 小さいボウル1 大きめザル1 箸・スプーン類 | 残った食器: 大きいフライパン×2 片手鍋1 細々した物10点くらい |
手洗い | 食器洗い:14分 食器拭き:9分 | 23分 | サラダボウル×4 皿×4 コップ×2 茶碗×4 お椀×4 箸・スプーン類 片手鍋×2 フライパン1 |
ちなみに(別の章でも書きましたが)我が家は4人家族です。
食洗機を稼働している時間は含めないで、
- 食洗機にかける前の準備の時間
- 給水作業時間
- 残りの食器を手洗いする時間
を手洗いの時と比較。
乾燥機付き食洗機なので手洗いは食器を拭く時間も含めています。
結果、カップで給水した時の食洗機の場合と手洗いの時間を比較すると7分。
水道から直接給水した場合だと9分の差でした☆
そうなんです!キッチンの蛇口の近くに食洗機を配置すれば、今の時代ホースで伸びるように作られてることが多いので↓の写真のようにして給水することができるのです。
これならカップを使わなくても簡単に短時間で給水できます♪
話を戻すと・・・
検証の結果、手洗いと食洗機それぞれかかる時間のおおよその違いは7〜9分食洗機の方が時短できました。
ただ私実は普段の食器洗いに相当時間かかってたんです。多分1時間とか2時間くらい😅
今回実験する際に「こんなに食器洗いに時間かけてる人いないよなぁ」と思いできる限り早く済ませてこのタイムを算出しました。
ということで私個人の体感としては1時間〜1時間半とかそれくらいもしくはそれ以上の時短になってる印象です。
食洗機買うならどれにする?
さてあなたならどうしますか〜?😊
食洗機、いろいろ種類がありますが大きく分けるとビルトインとタンク式の2種類ですね。
買う時に考慮すべき点を挙げると・・・
- 工事するかしないか
- 設置する場所
- 給水・排水
- 電源
- 本体スペース+吸気・排気スペース
- 容量(何人分の食器が入るか)
- 欲しい機能が付いているか(予約やコースメニューなど)
- タンク式ならタンクの位置
- デザイン
- 予算との兼ね合い
などがあると思います。
これらのことを念頭においてキッチンに置けるか、また使いやすさなどを目安に選ぶといいですよね!
私としては我が家に導入したタンク式食洗器に比較的満足していますので、おすすめを出すとすればその機種です。最後に簡単にご紹介しておきますね~。
我が家が選んだタンク式食洗機
メーカーはMOOSOO(モーソー)。MX10のホワイトです。
タンク式食洗機の給水は上からが主流。でも我が家が選んだこの食洗機は下から給水できます。
なので背が低い私でも、少し高い位置に設置しても大丈夫。
購入した当時は下にタンクがあるメーカーは2・3社しかなかったと記憶しています。
それが決め手でこちらを購入しました。
コースメニューは、【節水洗い】【標準洗い】【強力洗い】【お急ぎ】【念入り】【食品の水洗い】の6つがあります。
容量は1人〜3人分。【予約機能】や【チャイルドロック機能】もあり、給水での満水時はお知らせブザーが鳴ります。
うちでは使ったことがないですが乾燥の後約24時間送風と停止を繰り返すドライキープのための【保管機能】もあります。
今日も我が家のこのタンク式食器洗い乾燥機は活躍してくれてて、とても助かってます♪
おわりに
確かにデメリットは存在します。
でもそれはタンク式食洗機に限ったことではないと思います。
何を選ぶときもそうだと思いますが、デメリットもメリットも知って自分が大事にしたいことは何かで選ぶと後悔はないと思います。
食洗機で時短して好きなことの時間が増えるならいいですよね♡
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