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灯台下暗しの本当の意味!由来を中心にじっくり考えてみたよ

灯台下暗しということわざは生活の中でも比較的よく聞くものではないでしょうか。

ことわざって意味を知らないと、何のこっちゃさっぱりわからん😇てなりますよね。

子どもに聞かれたときなんかは特に本当の意味を半信半疑のまま伝えると不安に思っていることが伝わってしまったりします。サッと答えられるとカッコよさも3倍増しです

そんなことを考えつつ、灯台下暗しの本当の意味由来に加えて例文英語での表現方法類語なども調べてみました。

ぜひぜひ一緒に見ていきましょう。

           

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灯台下暗しの基本的な意味って?

まずは辞書ではどう書かれているのか調べてみました。

あまり身近なことは、かえって気がつかないことのたとえ。▽灯台の直下はかえって暗いことから。

「それはとうだいもとくらしとやら、あんまり傍(そば)に居ゐては見つからねへで」

[訳] それは灯台下暗しではないか。あまり近くにいると見つからねえぞ。

引用元:とうだい-もと-くら-し 【灯台下暗し】|weblio古語辞典

とありました。

要するに当たり前すぎて身近なことは実は気付きづらいということですね。

例えばちょっと眼鏡を外したくておでこにずらしていたんだけど時間が経ったらそれを忘れていて、眼鏡を探しても見つからないみたいな状況になってしまうなんていうのも灯台下暗しですね。(私の日常です笑)

由来はどうなってるの?

意外かもしれませんが灯台下暗しの「灯台」は海を照らすあの灯台ではありません

実は1600年代に部屋を照らすのに使われていた「燭台」の真下が暗くなってしまうことが元になったと言われています。

この燭台にはろうそくが使われていたので受け皿がありました。この受け皿が明かりを遮ってしまうという訳ですね。

まあ、海の灯台は遠くを照らして足下を照らしませんが、燭台についてもその作りから足下を照らすようには作られていませんので、どちらをとってもそう意味に差異はないと言えそうです。

        

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実際に使ってみよう

それではこの「灯台下暗し」はどんな場面でどんなふうに使うものなのか見ていくことにしましょう。

使い方を例文でご紹介

多いのは探し物をしている時の例ですね。

探しても探してもスマホが見つからない💦

自分のポケットの中は見た?

あった〜😅こんなところにあるなんて・・・

灯台下暗しだね。


大切なものが意外と身近にあることに気付かない時にも使われます。

私は寂しい。孤独だ。友達を作らないと!

あなたの周りには旦那さんも子どももいるじゃない。

でも皆私のことなんてどうでもいいと思ってるよ。

こないだ娘さんにあなたが寂しそうだって相談されたよ。

大切に思ってくれてたんだね。

寂しいのはあなたの思い込みだよ。そういうの灯台下暗しって言うんじゃない?

本や映画、歌詞で使われたことは?

日本の時代劇映画「椿三十郎」の台詞でこの「灯台下暗し」という台詞が出てきます。

若侍の一団が汚職事件を告発しようとしたことから起きる数々の出来事を主人公である浪人三十郎が主になって解決していくといった感じのストーリーです。

三十郎が黒幕の1人黒藤の屋敷のすぐ隣にある若侍の家に潜伏することになるのですが、その場面で「灯台下暗し。黒藤の隣は悪くないぜ」と言います。

画策は何とか成功し事件は解決します。


灯台下暗しという言葉が使われている曲も見つけました。

この3曲です。

        

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ところで英語にするとどうなるの?

灯台下暗しを英語にする場合、いくつもの表現方法があります。

1The darkest place is under the candlestick.
最も暗いのは燭台の下
2It is darkest under the lamp post.
最も暗いのは街灯の柱
3It’s difficult to see what’s right in front of your eyes.
すぐ目の前にあるものは見えにくい
4It’s difficult to see what’s under your nose.
鼻の下は自分には見えにくい
5Go abroad to hear of home.
自国のことを聞きたかったら外国へ行け
6You must go into the country to hear what news at London.
ロンドンのニュースを聞きたかったら田舎へ行かなければ

などです。

「木を見て森を見ず」ということわざの英語にあたるCannot see the forest for the trees.という表現が灯台下暗しの英語訳(類語)とされていることもあるようですが、こちらは木=近く・詳細を見て森=全体が見えないことなので対義語に近いと思われます

状況によって使い分け?類語も紹介しておくよ

では類語としてはどんなものがあるのでしょうか。

1近くて見えぬは睫(ちかくてみえぬはまつげ)
自分のまつ毛は近すぎて見えないことから他人のことより自分のことのほうがわかりにくいという例え
2秘事は睫(ひじはまつげ)
同じくまつ毛は近すぎて見えないように秘伝や奥義は意外と手近にあって気付きにくいこと
3己のまぶたは見えぬ(おのれのまぶたはみえぬ)
自分のまぶたは直接見れないことから自分のことのほうががわかりにくいこと、また身近なことのほうが冷静に判断できないこと
4傍目八目/岡目八目(おかめはちもく)
周りで囲碁を見ているほうが対局者よりも先々手が読めることから、当事者よりも第三者の方が物事の判断ができることの意を持つ四字熟語

このようなものが類語と言えそうです。状況によって使い分けは上級編ですね!

おわりに

最後に振り返っておきましょう。

灯台下暗しの灯台は元は燭台の意から来ていて当たり前すぎて身近なことは実は気付きづらいということでしたね。

筆者もたまに灯台下暗しという言葉を使うことはあったのですが海の灯台だと思い込んでいましたし、類語などもたくさんあり勉強になりました!

日常生活の中で灯台下暗しのようなことがよくある筆者ですがそれだけ身近なことって本当に気付きづらいですよね。

だからこそできたことわざなのだろうし、教訓として灯台下暗しにならないように気をつけて暮らしたいものです😉

      

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